老眼とは、加齢によって眼の水晶体の弾力性が失われることで調整力が弱まり近くのものに焦点を合わせることができなくなる症状を言います。

 

では、その老眼の診察基準とはどのようなものなのでしょうか?

 

老眼には2つの見方があります。

 

1.医学的老眼
2.臨床的老眼

 

まず、医学的老眼ですが、これは水晶体の弾力性が失われることで起こる現象で老眼鏡をかければ近くのものは見える状態を言います。ようするに、生物的な老眼です。

 

実際の生活の中で、新聞が読みにくい、携帯電話の画面が見にくいなどの「老眼かな?」と感じた方は、この医学的老眼といえるでしょう。

 

医学的老眼は、老眼鏡、老眼コンタクト、老眼レーシック、で矯正することで解決します。

 

つぎに、臨床的老眼ついてです。臨床的老眼は別の呼び方で社会的老眼とも言います。

 

例えば、子供の時から左右の視力に違いがあり、左目1.2で右目0.6だとします。このような人の場合、遠くは遠くが見える眼の情報を脳がキャッチして、近くを見るときは近視の眼のほうの情報を脳がキャッチするように自然とトレーニングされていて遠くも近くも見える状態になることがあります。

 

このような方は、実際に近くも難なく見ることができて、「私は老眼ではない!」と思うのですが、老眼は老化現象の一つで加齢とともに水晶体は硬化しますので、実際の水晶体は硬化しているのです。

 

つまり水晶体は普通の老眼の人と変わらないのです。

 

でも、実生活では老眼鏡を必要としません。このような場合のことを「臨床的(=社会的)には老眼ではない」と診断します。

 

この原理を応用したものが、よく言われるレーシック手術で老眼治療する方法です。この方法は、左右の度数を変えて老眼を改善する手術でモノビジョンレーシックと言われています。

 

⇒モノビジョンレーシックとは

 

臨床的老眼の診断基準は、普段生活している状態で両方の眼で40センチ、近見視力表で0.4以上あれば老眼ではないとされています。

 

このように老眼にも2つの見方があります。運良く臨床的な老眼の方は、手術は不要でしょう。現実に近くのものが見えているわけですからね。

 

医学的老眼の方は、手術をすることで老眼鏡がいらなくなるレベルまで改善できます。

 

水晶体を元へ戻す医学的老眼は治りませんが、臨床的(=社会的)老眼は治る時代に入っているのです。

 

>>老眼レーシックとは


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