老眼とは

老眼とは、人間の老化現象の一つで「加齢によって目のピント調節が落ちる」ことです。残念ながら年を取るとほぼすべての人が老眼になると言われています。

 

年齢的には、30代後半から40代の半ばになると、「細かい字が見えない」や「近いものが見づらい」などの「老眼」の現象を感じる人が多いと言われています。一言でまとめると「加齢現象」「老化現象」となってしまうので、もう少しだけ詳しく解説していきましょう。

 

人間の眼というのは、角膜、水晶体、網膜、視神経、毛様体筋、涙腺などから構成されています。そして目のピント調節は水晶体と毛様体筋で行なっています。少し難しいですが、水晶体と言う言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか??

 

水晶体の役割

水晶体とは、目のレンズのことを指します。このレンズは、毛様体筋によって厚さを変化させることが出来ます。レンズの厚さを変えることで近くや遠くを見ることが出来るのです。しかし、水晶体は加齢に伴い硬化し、さらに肥大することがわかっています。この水晶体の硬化こそが「ピント調整ができなくなる」最大の原因とされています。これがいわゆる老眼なのです。では老眼の症状とは、一体どんな症状を指すのでしょうか?

 

自分が老眼だということは、なかなか受け入れにくいものです。しかし、老眼と分かれば「老眼鏡」や「老眼コンタクト」、「老眼レーシック」など何らかの対策を取らなければ日常生活に支障をきたすのも事実です。対策を取る前に、いったい自分が老眼なのか?そうでないのか?を確認しないといけません。その上で、どのような選択肢があるのかを考えればいいのです。

どこから老眼と判断する?

では、どのような状況を老眼の判断すればよいのでしょうか?老眼の基準は、眼科医などで構成されている老眼研究会というところが2009年に「老眼の定義と診断基準」というものを発表しています。

 

そもそも老眼とは調整力の低下です。これは水晶体の硬化によって調整できなくなるからです。調整力の低下とは、カメラに例えるとオートフォーカス機能が失われた状態といっていいでしょう。

 

ようするに上手くピントを合わせることが出来ないのです。だから、新聞など紙面を遠ざけないと読めなくなるのです。

 

目の調整力の単位について医学的には、「ジオプター」とい単位を使用しています。少し難しい話になりますが、このジオプターと呼ばれる単位が3以上あると老眼ではないとされています。ジオプターは集点距離をメートルで表しその逆数で表した数値です。

 

例えば、1メートルで集点があえば1ジオプター50センチなら2ジオプターといったようになります。今近くに雑誌があれば試してみてください。何センチの距離で読んでいるかを、そしてどこまで近づけて読むことが出来るでしょうか?字が読めなくなった所があなたの調整力です。30センチ近づけてもOK!という人は、おおよそ3ジオプターです。まだかろうじて老眼ではありません。

 

ここで「医学的には」と書いたことには訳があります。実は老眼の判定には、医学的な見方と臨床的な見方があるからです。

 

老眼の診察基準について


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